X 凍結されるとどうなる?


ここでは、執筆時点で凍結状態になっている https://x.com/lingfa_ra (Lingfa R18+ Drawing)を例に説明します。
このアカウントでは、落書き絵を自動投稿していたのですが、内容が際どかったためか(いわゆるえち絵)、2024年6月に凍結されてしまいました。

ちなみに、他のアカウントから見ると
こんな感じですね。
では、その凍結アカウント自身からログインすると、どうなるのでしょうか…??





凍結されていると表示される



「ホーム」に、「ご利用のアカウントは凍結されています」と表示されます。「異議申し立てを送信」のリンクをクリックすると、

このような異議申し立て画面に遷移します。これについては後で触れます。





ポストが見れない


「サブスクライブしてより多くの投稿を表示する」とあるとおり、ポスト(ツイート)の閲覧制限がかかります。他人のポストも自分のポストも見れなくなります。


↑こんな感じですね。

なお、ポスト閲覧制限は1日単位で更新されているらしく、日の最初はポストを見れることがあります。

あれ、おかしいな…
「ご利用のアカウントは永続的に読み取り専用モードになっています。」なのに…
変なの…





フォロー数、リセット


上の画像でもお分かりの通り、「0 フォロー中 0 フォロワー」になってしまいます。かつてフォロワーが多くいても、こうなります。凍結されてしばらく時間が経つとこのようになるようです。
ちなみに、このアカウントのフォロワーは凍結直前に300人程度いました。





「この操作が許可されていません」表示



凍結状態ではDMが出来ません。このように、禁止されている操作を行うと、そのたび、
このような表示が画面中央下に現れます。
ちなみに「詳細はこちら」をクリックすると、ヘルプセンター「アカウントの凍結について」に遷移します。





なぜか消えない通知欄


なぜか通知欄にログインのお知らせが溜まっていきます。
今回は4件ですが、画面を更新しても、この4件通知の状態が消えることはありません。謎です。





ポストしようとするとこうなる


当然ですがポスト出来ません。
それにしても…

「問題が発生しました。やりなおしてください。」

…やり直せないです。





ブックマークも見れない



ポスト閲覧に制限がかかることは先述の通りですが、それにかかわらず、ブックマークは常に見れなくなります。えち絵師の方。大事なブックマークは、閲覧用のアカウントを別に用意して行う方が無難かもしれません。





ほか


「ホーム」欄のこの表示の出方はアカウントにより異なることがあります。「永久凍結」という言葉になっていることもあったり、広告の上に出たり下に出たり、そもそも表示がなかったりすることもあります。いろいろですね。





異議申し立て


具体的な方法や効果的な異議申し立て文は他のサイトに譲ることにして、ここでは画面がどうかを見ていきます。

この「異議申し立てを送信」をクリックすると、先述の通り
スクロールすると、「問題の詳細」欄があります。

「アカウントへのアクセスに問題がある場合にはその旨をお知らせください。また、Twitterルールに違反していると思わない場合はその理由をお知らせください。」

(ここはまだTwitter表記なのね。。)

ここに、凍結が不当であること、また凍結で困っていることなどを訴える文を書いて、送信をクリックします。場合により、
このような認証画面が出ることがあります。

こんな感じで、人間かボットかの区別の為のテストを経ることがあります。繰り返し異議申し立て文を送信した場合に出るようです。回数を重ねると、より厄介な認証画面になることがあります。

で、それを終えると、
このような画面が出ます。





異議申し立てが通り、アカウントが復活した場合


https://x.com/lingfa_r11復活時のメール)

メールで復活のお知らせが来ます。

「X
 
Twitterからのお知らせです。
 
ご利用のアカウントを復元しました。フォロワー数が通常に戻るまで約1時間かかることがある点にご注意ください。
 
よろしくお願いします。
X」

(だからXなのかTwitterなのか。。)

文言通り、復活直後のフォロー数・フォロワー数は0のままで、しばらく経って本来の値に表示が戻ります。

実は今回取り上げたhttps://x.com/lingfa_raも、現在の凍結状態になる前、
「凍結→異議申し立て→短時間で復活」
を2度繰り返していました。

異議申し立てをしなければ凍結は基本的に解除されません。アカウントが戻ってほしいなら、諦めずに異議申し立てを送信するのも有効です。





異議申し立てが通らなかった場合


この記事作成のため一度異議申し立てを送りました。するとこのようなメールが来ました。定型的な文であったり、違反の程度が重かったりする場合はこうなるようです。このhttps://x.com/lingfa_raの場合は、定型的な文を何回か送っているため、このようなメールが来ているのだと推測されます。

しかし、このメールが来ても過度に落ち込む必要はありません。訴えの文を変えることで凍結解除につながった例があります。Xの判断基準はよく分からない部分があるため、いちいちメールの文言に動じても仕方ないのです。





審議中の場合


場合により、
このようなメールが来ることがあります。

「ご利用ありがとうございます。

お客様のアカウントに関する異議申し立てを受け取りました。このメッセージに返信し、このメールアドレスが使用可能なことを確認してください。いただいた情報を確認次第、ご連絡します。

通常は、Twitterルール(https://twitter.com/rules)または利用規約(https://twitter.com/tos)への違反があった場合にアカウントを凍結します。さらに、Twitterルールへの違反が繰り返されると永久凍結となることがあります。

よろしくお願いします。

Twitterサポートチーム」

メールの文言通り、返信してメールアドレスが有効であることを認識させます。
この異議申し立てが蹴られると、先述の「異議申し立てが通らなかった場合」のメールが来ます。
また、審議中の段階で再度異議申し立てを行うと、
(モザイク部分は数字)
このようなメールが来ることがあります。

ご利用ありがとうございます。

ご報告をありがとうございました。ご報告内容は、お客様より既にご報告いただいておりますケース# (数字)に関連しているようですので、本件を最初のご報告に追加いたしました。 

今回お送りいただいた情報も含めて確認いたします。 

このほかにも情報がございましたら、本メールに返信する形でお知らせいただけますと幸いに存じます。ご協力に感謝いたします。 

よろしくお願いいたします。 

X

1回目の異議申し立てで情報が足りない場合は、追加情報を2度目以降の異議申し立てで書くことになると思いますが、X側にもしっかり伝わるようになってますね。


記事は以上です。この記事が良かったと思った方は感想をコメント等でお寄せください。